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寒天に関する基礎知識や栄養成分、効果・効能などの説明

寒天

寒天【概要】

  • 寒天は便秘に効果的。
  • カロリーは殆どないのでダイエット食に向いている。
  • 凝固力はゼラチンの7~8倍。

寒天(カンテン)は天草などの藻を原料として作ります。天草は静岡県、千葉県、三重県、和歌山県から北海道、朝鮮の近海で収穫できます。

兵庫、長野では冬期の寒冷を利用して、天然寒天を作ります。最近では工場で量産される工業寒天が主流になっています。

天草を原料に作られたところてんは、奈良時代の頃から食べられていました。現在のような寒天が作られたのは江戸時代です。京都伏見の旅館の主人美濃屋太郎左衛門が「ところてん」の残りを寒い戸外に置いていたところ、「ところてん」の乾物となり、これが寒天の始まりと言われています。

寒天の種類は角寒天、糸寒天、ネット状寒天、フレーク状寒天、粉寒天などがありますが、成分はいずれも同じです。

カンテンの主な成分と効能や効果

カンテンの主な効能には次のようなものがあります。

  • 緩下の効果があるので、便通をよくし便秘の解消に効果的。
  • 体を冷やす作用があるので、のぼせ性の人や高血圧の人に効果的。
  • エネルギー源はゼロなので肥満・メタボ予防、ダイエット食品に向く。
  • 細菌培地として、医薬品、工業用に用いられる。

寒天の主成分はゲロース(Gelose)です。寒天に含まれる炭水化物は多糖類のガラクトースで、ゼラチンの7~8倍の凝固力を持っています。

海草由来のヨードやカルシウムを多量に含んでおり、体を冷やす効果もありますので、のぼせ性の人や高血圧の人によい食品といえます。

又、寒天に含まれるヨードリン、鉄などは痰(たん)のかたまりをとかす去痰作用があります。痔にも効果的とされ、赤くはれた痔で歩くこともできなかった人がかんてんを常食して痛みとハレが引いたという例もあります。

このガラクトースは腸内では消化吸収されませんので、エネルギー源としてはゼロのノーカロリー食品です。そのため、メタボ予防、肥満予防やダイエット食などに適しています。

さらにガラクトースは腸内の老廃物や毒素を吸着し、体外へ排出するのを助けますので、便秘の解消に役立ちます。

食事の洋食化にともない、若い人から高齢の人まで便秘に悩む人が多くなりました。便秘は吹き出物や肌荒れ、イライラ、特に今後増えると予想されている大腸ガンを引きおこす原因のひとつと考えられています。

この便秘が防せげなおかつ、低カロリー食品の素材として今、寒天は大いに注目されています。

利用方法・調理方法

寒天を使う場合は、必ず水でもどしてからにします。水をよく吸いますので、1~2時間、水につけます。十分もどした寒天を火にかけて煮とかし、いろいろな料理やお菓子に使います。

30~40度で固まりますので、室温でも充分に固まります。ようかん、みつ豆、煮こごり、寄せものなどいろいろと応用できます。

寒天は無味無臭ですので料理やお菓子の食材として幅広く用いることができます。

寒天に含まれる健康成分

寒天に含まれる健康成分には以下のようなものがあります。

□寒天に含まれる成分(カルシウム)の効果があると思われるもの
胃酸過多 / わきが(腋臭) / 爪 / 妊娠 / 肩こり / 骨粗しょう症(骨粗鬆症) / 歯 / ・・・もっと見る
□寒天に含まれる成分(食物繊維)の効果があると思われるもの
心臓病(心疾患) / コレステロール / 便秘 / 整腸作用 / 免疫力改善 / 免疫力強化 / 健胃作用 / ・・・もっと見る
□寒天に含まれる成分()の効果があると思われるもの
髪の毛 / 血管強化 / 爪 / 慢性疲労 / 冷え性 / 貧血 / 疲労回復 / ・・・もっと見る
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