アラキドン酸
アラキドン酸【概要】
アラキドン酸はリノール酸から合成され生体ホルモンへと変換される成分です。
アラキドン酸は体内で合成することができない必須脂肪酸のひとつです。肉や魚、卵など動物性脂肪に含まれ、γ-リノレン酸と同様、体内でリノール酸から合成されます。
その後、免疫系機能の調整をする生体ホルモンのプロスタグランジン2に変換されます。
アラキドン酸の効果・効能
アラキドン酸は免疫系や血圧調整などに作用し、病気を予防・改善する効果・効能があります。
アラキドン酸から作られるプロスタグランジン2は、免疫系の機能を調整したり、血圧を調整したりと体に有効な作用をもたらします。
また、アラキドン酸は胎児や出産直後の乳児の健康な発育に不可欠な物質であることも判明しています。
その他にもアラキドン酸は血液サラサラ効果、肝機能の向上、コレストロール値の低下、アレルギー改善など、全身の様々な症状の予防・改善に役立ちます。
アラキドン酸の注意点・副作用・危険性
アラキドン酸を過剰摂取すると、アラキドン酸の持つ効果が反対に作用してしまい逆効果となりますので摂り過ぎには注意です。
現代の食事は動物性の食物が多いため、アラキドン酸を摂り過ぎる傾向があることを認識しておく必要があります。
ただし、高齢者は体内で作られる量が減り、脳内のアラキドン酸濃度が低下するという例も報告されています。
アラキドン酸の効果・効能があると思われるもの
アラキドン酸には以下のような効果・効能が期待できます。
■アラキドン酸が含まれる食品例
アラキドン酸が含まれる食品には以下のようなものがあります。
■商品情報
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