アントシアニン
アントシアニン【概要】
アントシアニンはポリフェノールの一種で青紫の色素成分
アントシアニンはぶどうやブルーベリー、赤紫蘇、赤キャベツ、すいか、あやむらさき(さつまいもの品種)などに含まれる青紫の色素で、ポリフェノールの一種です。
アントシアニンは目の網膜にあるロドプシン(暗いところで物を識別するために必要な成分でビタミンAを含んでいます)という視物質の合成を活性化させたるため、眼精疲労や視力の回復、糖尿病による目の疾病など、目の健康に重要な役割をはたす成分として注目されています。
アントシアニンの効果・効能
アントシアニンは肝機能の向上から血液サラサラ効果まで
アントシアニンの主な効果・効能は先にあげた眼精疲労や視力の回復です。
最近の研究では、アントシアニンに目の機能向上以外の働きがあることも分かってきています。
まずは、肝臓に対する効果・効能です。
あやむらさきのジュースを飲む実験で、特に初期の肝臓機能障害を持つ人に良い結果が出ました。
また、アントシアニンに血圧を上昇させる酵素の働きを弱めることも判明しています。
さらにアントシアニンには血液の凝固や血栓の生成を抑制する効果・効能もあり、脳血管障害も予防すると言われています。
アントシアニンはあらゆる角度から生活習慣病への対策に役立つので、ますます期待できる成分と言えます。
アントシアニンを含む食品の上手な調理方法と食べ方
アントシアニンはブルーベリー酒やジャムにて常備
アントシアニンは水溶性の色素なので、アルコールと組み合わせることで吸収率が高くなります。
ブルーベリーのジャムや赤ワインで煮詰めたブルーベリーソースやジャム、ハイビスカスやバラの花のジャムなどがオススメです。
また、ブルーベリー酒などを作って常備しておくのもいいでしょう。
アントシアニンの効果・効能があると思われるもの
アントシアニンには以下のような効果・効能が期待できます。
■アントシアニンが含まれる食品例
アントシアニンが含まれる食品には以下のようなものがあります。